私と主人が出会ったのは当時勤めてた会社の同期の紹介。

それまでは姉と一緒に生活していたんだけど、
一人暮らしを初めたところで寂しさがあったのか
２人になるたびに“紹介して”といいまくってた。

あるときに“たぶん一人やと思うけど”と言って紹介してくれたのが
主人だった。
その後は私にとって初めての事の連続。

転職先でいろいろとあり、身も心もズタズタになり、
一人暮らしを続けていくだけのエネルギーもなくなっていたことと、
正社員でずっと一人でやっていける自身がなかったので
結婚を打診した。

“してくれな困る”という返事だった。
私は身体の事を理解してくれてるもんだと思ってた。
でも、主人は
分かれることになって他の女の人と付き合うのがメンドクサイ
というのが理由だった。（それは結婚後に分かった）

今までに離婚の話しが出たことが１度ある。
その時は２人ともが感情的になっていたものの、
親になだめられ知らず知らずのうちにその話は消えていった。

主人の会社が民事再生を申請した頃から大分変わった。
まず、主人が休み無しで働きに出るようになったこと。
お盆１日、正月２日、ゴールデンウィーク１日と
あとは２～３ヶ月に１回休む程度。

それまでは、日曜日になれば友達と釣りに行ったりしていた。
でも、ここ何年かせいぜい行ったとしたら２年ぐらい前に
１泊２日で旅行に行った程度。

あとは休みの日は家でゴロゴロ。

会話はない。
もともとあまり話をするもの同士ではないんだけど、
今の主人には家に帰ってきて話をする気力も体力もない。

私は一日家にいてても暇なので、
パソコン教室へ行ったり、マッサージへいっている。
でも、それだけでは時間を持て余す。

かといって他の用事を入れるだけのエネルギーはない。
ということで半分ヒッキーの生活が続いている。

今空いている時間は内職を始めるための製作演習と、
＠SOHOで請けた仕事いくつかをしている。
それだけでも持て余す。

主人が帰ってきてからは、疲れているので主人を中心に動く。
寝ていたら邪魔をしないようにする。
横で寝ているのを見届けながらボケーッとしている。

こんな生活が何年続いてるんだろう。
築いた時には主人がストレスの原因のひとつになっていた。
真面目で良い人なんはわかってるんだけど。

あえて言えば不器用すぎるかな??